飼い主がそのまま放置!?→道端にうずくまる子犬たちを保護 「大事な大切な尊い命なのに」

「どなたか受け入れしてくれる保護団体様はいらっしゃいますか?」

3月初旬、愛知県西尾市内の道端にうずくまっている子犬4匹を見つけ、引き取ってくれる保護団体がいないかとの“SOS”が、X(旧Twitter)に投稿されました。NPO法人「アニマルレスキューMiki Japan」代表の北村杏樹さんが手を挙げ、子犬3匹を引き取ることになったといいます。

「放棄されていた子犬4匹を見つけた方がXに投稿。4匹もの子犬を飼うことは厳しく、一日道路にうずくまる子犬を見守っていたとのこと。投稿をみてすぐに保護することをお伝えしたところ、段ボール箱に入れて私たちのシェルターに連れてこられました。4匹のうち3匹はシェルターで引き取り、1匹は保護してくれた方が家族に迎えてくれました」

保護時、子犬たちは生後2カ月ほどの女の子たちで、道端にそのまま置かれているような状況でした。そんな様子を映した動画とともに、保護された子犬たちのことを北村さん(@anjyu_kitamura)がInstagramに報告したところ、驚く人たちや感謝の言葉を伝える人たちからたくさんのコメントが寄せられました。

「地面に捨てられていたのですか?? なんと!!」

「まだこんな事する人がいるんですね、人では無い恥ずかしく無いのかな、こんな事する人は同じ目に遭うからバチが当たるからね」

「こんなかわいい天使達を道端に捨てるとか…。もう理解不能です」

「助けてくださりありがとうございます。こういうのをみると,とてもせつなくなってしまう。ほんと人間って勝手な生き物だなあって。同じ命なのに。つらい」

「大事な大切な尊い 命なのに」

■保護した場所は、野犬の多い場所だが…人懐っこく、飼い犬の子どもか

北村さんによると、遺棄された場所は野犬が多い場所といいますが、子犬たちは自ら近寄ってくるほど人懐っこく、家で飼われていた犬が出産した子犬ではないかとのこと。自宅ではこれ以上飼えないと判断し、遺棄した可能性が高いそうです。

北村さんのシェルターにお迎えした子犬たちは、さくらちゃん、ももちゃん、いちごちゃんと名付けられました。お迎え直後は無邪気に遊んだりしていましたが、数日は次々に下痢になり病院で受診。治療を経て、下痢は治ったとか。現在健康状態は良好となり、譲渡会などに参加して優しい里親さんを見つけるそうです。

(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)

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