氷河期世代が借金をしたきっかけは? 「浪費」より「世代特有の困難」が圧倒的最多に

他の世代に比べ正規雇用の門が狭く、低収入や不安定な雇用でキャリアをスタートさせた人が多いといわれる就職氷河期世代。探偵事務所 響(東京都新宿区)が運営するメディア『借金返済の相談所』が実施した「就職氷河期世代の借金」に関する調査によると、氷河期世代が借金をしたきっかけは「低収入・不安定な雇用」が最多となりました。

調査は、氷河期世代(1970~1984年生まれで、1993年から2005年に大学や高校等を卒業し就職活動を行った世代)かつ借金をしたことがある全国の男女1000人(男性760人、女性240人)を対象として、2025年9月にインターネットで実施されました。

はじめに、「借金のきっかけ」を聞いたところ、「低収入・不安定な雇用で生活費が不足した」(41.1%)、「その他(詐欺、風俗、浪費、ペットの医療費、慰謝料など)」(16.6%)、「ギャンブル」(15.6%)が上位となり、個人の浪費よりも新卒時の正規雇用の少なさといった当時の社会構造そのものが世代特有の困難として生活費を圧迫し、借金へと直結した実態が示唆されました。

また、「借金は就職氷河期という時代背景が影響していると思う」と答えた人は48.8%、一方で「影響していないと思う」は51.2%となり、これらの回答をした人の借金の理由が、詐欺やギャンブル、病気などの個人的要因が見られたため、確かに時代背景だけでは説明できないケースもあります。

では、借金は完済できたのでしょうか。この質問に対して、「完済した」人は53.8%。そのうち、「自力で完済した」は80.8%、一方で借金の返済条件を見直すことで、返済負担を軽減したり、場合によっては返済そのものを免除してもらう「債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)」(10.0%)をして解決したという人も一定数見られました。

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【出典】

▽弁護士法人・響調べ

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