ガザ北部で空爆、90人超死亡 米政府、4週間の休戦を提案か

 【エルサレム共同】パレスチナ通信によると、イスラエル軍は29日、パレスチナ自治区ガザ北部ベイトラヒヤの5階建て共同住宅を空爆し、90人以上が死亡した。軍はここ数週間、ガザ北部に激しい攻撃を加えており、人道危機が深刻化している。米ニュースサイト、アクシオスは、再開したガザ停戦交渉で、米政府が4週間の休戦案を提示したと伝えた。

 アクシオスによると、米政府提示の休戦案は、イスラム組織ハマスの拘束下にある人質8人前後と、イスラエルが拘束する数十人のパレスチナ人を交換する内容。CIAのバーンズ長官が今週内にカイロを訪問し、停戦交渉を巡りエジプトの情報当局トップと協議する予定だという。

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