米国の現、次期大統領13日会談 政権移行が本格化

 【ワシントン共同】米ホワイトハウスは9日、バイデン大統領とトランプ次期大統領が13日に大統領執務室で会談すると発表した。政権移行が本格化する。トランプ氏は大統領首席補佐官に大統領選で陣営の選対本部長を務めたスーザン・ワイルズ氏を充てる人事を発表しており、政府高官の選考をさらに進める。

 トランプ氏の政権移行チームは人事のほか、来年1月20日の就任直後に発表する大統領令を検討している。気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」からの再離脱や政府環境部門の削減、資源採掘を可能にするための国立公園の縮小などが候補に挙がっている。

 2020年の前回大統領選ではトランプ氏が敗北を認めず引き継ぎを拒否し、政権移行手続き開始が遅れた。

 5日の大統領選と同時に実施された連邦上下両院選は一部の州で開票作業が9日も続き、共和党が下院(定数435)で多数派維持に近づいている。

 米主要メディアによると、共和党が多数派奪還を決めた上院(定数100)の獲得議席は共和党52、民主党46。2議席が判明していない。

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