「安らかに」市民ら悼む声 早朝から皇族駆け付け

 三笠宮妃百合子さまが15日早朝に亡くなられ、入院先の聖路加国際病院(東京都中央区)には皇族らが駆け付けた。病院や住まいのある東京・元赤坂の赤坂御用地では、市民らから「安らかに」と悼む声が上がった。

 病院を訪れた中央区の会社役員藤岡康雄さん(61)は「昭和という激動の時代を生き抜き、皇室の一員として慈善活動などで貢献していたので残念だ」と話した。夫の通院に連れ添った女性(83)は「いつ見ても品があり、きれいな方だった」と惜しんだ。

 赤坂御用地近くに住む男性会社員(54)は、夫の三笠宮も100歳で亡くなったことに触れ「ご夫妻そろって長寿で幸せだったのではないか」と話した。

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