愛知の支援施設代表を書類送検 少年と銃所持疑い、海上で発砲か

 愛知県東海市の自立支援施設「粋塾」の関係者や入所者の少年(12)らが1月、同県沖の小型船上で散弾銃を発砲するなどしていたとされる事件で、少年らとともに銃を所持したとして、銃刀法違反などの疑いで、県警が施設の氷室優代表(46)を書類送検したことが21日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、氷室代表のスマホに少年らが海に向けて発砲する動画が記録されていた。銃は狩猟などの目的で所持許可を持つ義父のものという。

 県警は5月、15歳未満の複数の入所者を自身の建設会社で働かせたとして、労働基準法違反容疑で氷室代表を逮捕。名古屋地検は処分保留で釈放し、任意で捜査している。

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