中国船の領海侵入続く 尖閣周辺、今年35日目

 第11管区海上保安本部(那覇)は29日、沖縄県・尖閣諸島周辺で28日に領海侵入した中国海警局の船2隻が、引き続き領海内にとどまっていると発表した。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは2日連続で、今年35日目。

 11管によると、2隻は28日午前3時半ごろから相次いで領海に侵入した。いずれも機関砲のようなものを搭載し、日本漁船の動きに合わせて航行。領海から出るよう巡視船が要求した。

 領海外側の接続水域では、機関砲のようなものを搭載した別の中国船2隻も確認された。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは33日連続。

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