5200万円の脱税容疑 光学部品会社、東京国税局が告発

 光学部品の売り上げを少なく申告し、法人税など約5200万円を脱税したとして、東京国税局査察部が法人税法違反などの疑いで、医療用光学部品の設計・製造会社「暁明技術」(東京都八王子市)と、実質的経営者の中山明氏(59)を東京地検に告発したことが19日、関係者への取材で分かった。

 関係者によると、告発容疑は2023年3月期までの3年間で、約2億1500万円の所得を隠し、法人税などを脱税した疑い。中国など海外の取引先に部品を輸出する一方で、受け取った代金の一部を「前受け金」や「借入金」として処理し、売り上げから除外していたとみられる。

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