能登の生徒ら交通安全訴え 警視庁、山梨県警が出動式

 秋の全国交通安全運動が21日に始まり、警視庁と山梨県警は東京都奥多摩町で合同出動式を開いた。式典には、能登半島地震で被災し、東京都青梅市に避難している日本航空高石川(石川県輪島市)のダンス部26人が参加。笑顔で力強いパフォーマンスを披露した。

 出動式は警視庁の青梅署と五日市署、山梨県警の上野原署が主催。日本航空高石川の生徒らは、青梅市の明星大青梅校で避難生活しており、学校運営を巡って青梅署と関わることが多かった縁で参加が決まった。

 青梅署の福田託也署長は秋の行楽シーズンに向け、奥多摩など山間部で交通量が増えると指摘。「安全運転に努めていただきたい」と呼びかけた。

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