発達障害全国ネットワーク結成へ 当事者の声を施策に反映

 発達障害がある人たちの声を国や自治体の施策に反映させようと、本人らでつくる各地の当事者団体が全国ネットワークを結成することを決めた。22日に東京都内でフォーラムを開催。発起人の団体代表らが就労や福祉などの課題を巡り、意見を交わした。年内にもホームページを立ち上げ、広く参加を呼びかける。

 発達障害は自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如多動症(ADHD)などの総称。特定の物事に強くこだわったり、他人との意思疎通が苦手だったりして、生きづらさを抱える人が多い。

 NPO法人「DDAC」代表の広野ゆいさんは「当事者が声を上げられるようにするのが、ネットワークの意義だ」と強調した。

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