飲酒事故防止、米軍も協力を 沖縄県職員が基地で講話

 沖縄県で米兵による性的暴行事件が相次ぎ、在日米軍が、基地から米兵らが外出する際の飲酒チェックを強化する中、県職員が26日、米軍キャンプ・フォスター(沖縄市など)で、海兵隊員らに飲酒運転防止を呼びかける講話をした。県内では飲酒運転事故が多発しているとし「同じ沖縄に住む米軍の皆さんにも協力を求めたい」と話した。

 講話では約20年前に酒を飲んで運転し障害を負った宮城恵輔さん(40)が「自分のようにならないで」と自身の経験を語った。参加者は真剣な表情で耳を傾けた。

 2023年の県内の飲酒運転摘発数は1154件で、うち米軍関係者は64件(約5・5%)だった。

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