輪島高の生徒が震災遺構視察 宮城・石巻の大川小など

 能登半島地震や今月の豪雨の被災地、石川県輪島市にある県立輪島高の生徒6人と引率教員が27日、東日本大震災の津波で多くの児童、教員が犠牲となった宮城県石巻市の震災遺構・大川小を視察した。

 ガイドを務めた石巻市の三條すみゑさん(66)は、地震の後に学校の裏山に逃げていれば大川小の児童らは助かったこと、生き延びた子どもたちも長い間苦しい思いをしていたことを伝えた。

 今回の訪問は「能登の復興を担うことになる生徒らに、東日本大震災後の歩みを学び役立ててほしい」と輪島高が企画。有志の生徒13人が2班に分かれるなどして、宮城県沿岸部を巡る。

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