埼玉強盗、手配の24歳男を逮捕 新潟で確保、特殊詐欺関与も

 森田梨公哉容疑者(埼玉県警提供)
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 東京都と埼玉県で相次いだ4件の強盗事件で、埼玉県警は7日、このうち同県所沢市の事件現場から逃走し、強盗致傷容疑などで公開手配していた住所、職業不詳の森田梨公哉容疑者(24)を逮捕した。

 県警によると、容疑者は同日午後に新潟県内で発生した特殊詐欺事件に「受け子」役で関与したとして捜査対象となり、新潟県警が夕方、同県柏崎市内にいるのを発見、確保した。

 捜査関係者によると、森田容疑者は逮捕後、東京都国分寺市で9月末に起きた強盗致傷事件への関与もほのめかす供述をしている。所沢の事件については「(国分寺の事件の)報酬を受け取る約束で所沢まで行ったが、強盗を指示され断れなかった」と話しているという。

 容疑者は所沢の事件後、東京都東村山市や埼玉県内をタクシーで転々とし、JR大宮駅から新幹線で仙台市へ逃走。その後、新潟県に入ったという。

 逮捕容疑は、複数人と共謀し10月1日未明、所沢市の住宅に侵入、80代夫妻を粘着テープで縛り、刃物のようなもので切り付け、約8万円を奪うなどした疑い。

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