ウクライナ児童ら来日、姫路城に 市が招待「心の重み取って」

 ロシアによる侵攻を受け隣国ポーランドに逃れたウクライナの児童らが兵庫県姫路市の招待を受けて来日し、21日に世界遺産の姫路城を見学した。日本文化に触れて心の重みを少しでも取ってほしいと市が初めて企画。児童らは11月2日まで日本に滞在し、写経や和菓子作りも体験する。ポーランドの孤児やユダヤ難民をかつて受け入れた福井県敦賀市も訪ねる。

 姫路城を訪れたのはポーランド南部クラクフ市に逃れた12~16歳の10人。ガイドと1時間半かけて見学し、時折「オー」と声を上げ、写真を撮り合いながら楽しんだ。

 事業はクラクフ市の世界遺産バベル城と姫路城が10月に姉妹城提携を結んだのを機に企画された。

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