大谷選手の偽ユニホーム密輸か 関税法違反疑い、男を告発

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手の偽ユニホームを密輸しようとしたとして、東京税関は24日までに、関税法違反の疑いで、島根県益田市の会社員田村拓也容疑者(44)を福島地検に告発した。東京税関によると「販売して生活費の足しにしたかった」と供述している。

 告発容疑は1月18~26日、スポーツブランド「ナイキ」に類似するロゴが入った大谷選手のドジャースやエンゼルスの偽ユニホーム34着を、5回に分けて中国から密輸しようとした疑い。成田空港の税関職員が発見した。

 福島県警などは10日、大谷選手の偽ユニホームを販売したとして、商標法違反(商標権侵害)容疑で田村容疑者を逮捕していた。

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