兵庫で4警官を停職、書類送検 飲酒運転、児童買春、わいせつ…
兵庫県警は25日、警察官4人の懲戒処分を発表した。バイクを飲酒運転したとして道交法違反容疑で書類送検した男性巡査部長(39)と、15歳だった少女への児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)容疑で書類送検した男性巡査部長(57)を停職6カ月とするなどした。
他の2人は、複数の捜査書類を廃棄した男性警部(46)と、警察署内などで女性にわいせつな行為をした男性警部補(61)。それぞれ公用文書毀棄容疑と、不同意わいせつ容疑で書類送検した。
県警によると、飲酒運転疑いの巡査部長は明石市で回送中の路線バスに追突する事故を起こし、血液から基準値を超えるアルコールが検出された。児童買春容疑の巡査部長はSNSなどで知り合った未成年者ら計8人と援助交際していたという。
処分発表した4人とは別に、警察学校の初任科生に不適切な指導をしたとして30代男性警部補が警務部長訓戒を受けていた。洗濯機の使用ルールを守らなかった2人に丸刈りを強要、消灯後に騒いでいた人に「あほ。ごみ。おまえなんかいらん」と叱責するなどしていた。