陸自オスプレイの機体損傷 飛行見合わせ原因調査
防衛省統合幕僚監部は27日、沖縄県与那国島の陸上自衛隊与那国駐屯地で同日午前11時40分ごろ、離陸しようとした陸自輸送機V22オスプレイの左翼の下部が地面と接触し、機体が一部損傷したと発表した。自衛隊と米軍による日米共同統合演習「キーン・ソード」に参加していた。
陸自オスプレイは、千葉県の木更津駐屯地に2020年から暫定配備。今年6月までに導入予定の全17機が到着している。与那国での接触の原因が判明し、部隊に対策を徹底させるまで、飛行見合わせとなった。
防衛省によると、接触があった機体には、パイロットら運航に当たる5人と同乗者11人の計16人が搭乗していた。いずれもけがはなかった。