宮城蔵王の山中に心肺停止の男性 妻とみられる女性も死亡
宮城県警は7日午前、同県蔵王町の青麻山(799メートル)の山中で、心肺停止状態の男性を発見した。同県柴田町の80代夫婦が行方不明になっており、県警は6日に妻とみられる女性を近くの山道で発見。その後死亡が確認されている。白石署は、男性は夫とみて身元や状況を調べる。
署によると、2人に目立った外傷はなかった。女性は発見時に山道で倒れており、衰弱した状態だった。会話はできなかった。男性が見つかった場所は少し外れた茂みの中だという。
5日午後11時ごろ、同居する息子が「両親が帰ってこない」と警察に届け出た。登山口に、夫婦のものとみられる乗用車があった。