三笠宮妃百合子さまの容体が悪化 3月から入院、101歳

 宮内庁は8日、聖路加国際病院(東京都中央区)に3月から入院されている三笠宮妃百合子さま(101)の容体が悪化したと明らかにした。百合子さまは現在の皇室で最高齢。孫で故寛仁親王の長女彬子さまは、訪問先の英国から予定を切り上げて9日に帰国する。

 百合子さまは脳梗塞と誤嚥性肺炎で3月3日から入院し、一時、集中治療室(ICU)に入った。心不全の症状もみられた。入院期間は8カ月を超え、食事や水を口から摂取できない状態が続いていた。

 彬子さまは7日に羽田空港を出発し、ロンドンに到着した。英国で国際会議に出席し、フランスでラグビー日本代表の試合を観戦するなどして15日に帰国する予定だった。

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