沖縄の王墓に落書き、3人目逮捕 浦添ようどれ、「自己表現」供述

 国指定史跡の浦添城跡(沖縄県浦添市)にある王墓「浦添ようどれ」にスプレーで落書きしたとして、県警は14日、文化財保護法違反の疑いで住所不詳、自称ラッパー見浪栞暫容疑者(21)を逮捕した。事件の逮捕者は3人目となった。また10月に逮捕した2人を、史跡の壁面を削ったとして同容疑で再逮捕した。

 見浪容疑者の逮捕容疑は10月3日午前10時15分過ぎ、沖縄市の飲食店従業員ら2人と共謀し、王墓の壁面や近くのアーチ状の門に文字を記した疑い。

 県警によると、3人は音楽活動を通じて知り合ったとみられ、容疑者の1人は「自己表現の一つとして落書きした」と供述しているという。

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