医師、看護師ら書類送検 大阪公立大、処置怠ったか
大阪公立大(旧大阪市立大)病院で2019年、当時80代の男性が手術後に鎮静剤の投与を受け一時心停止となり、意識不明になった医療事故があり、大阪府警が15日までに、投与後の適切な処置を怠ったとして、業務上過失傷害容疑で同病院の医師や看護師ら4人を書類送検した。府警への取材で分かった。
書類送検容疑は19年12月、骨折の手術を受けた男性に鎮静剤などを投与した後、経過観察などの適切な対応を怠り低酸素脳症にさせた疑い。
病院は22年11月の会見で事故があったことを発表。投与後の引き継ぎや経過観察が不十分だったと説明していた。