函館線の貨物脱線、安全委が調査 JR、18日まで運転見合わせ

 北海道森町のJR函館線を走行していたJR貨物の貨物列車が脱線した事故で、運輸安全委員会は16日、調査官2人を派遣し、現地調査を開始した。JR北海道は函館線の森-長万部間で少なくとも18日まで運転を見合わせ、札幌と函館を結ぶ特急「北斗」など1日計35本の運休を決めた。17、18の両日は函館-長万部間で代行バスを運行し、1日約7千人に影響する見通し。

 JR貨物やJR北海道によると、先頭の機関車1両を含めた21両編成で、貨車5両が脱線。現場近くのレールに3カ所の損傷があった。事故の約15分前に同区間を走行した貨物列車に異常は確認されていない。

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