鹿児島で11万羽殺処分完了 高病原性なら今季九州初

 鹿児島県は22日、出水市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザの疑いがあり、遺伝子検査の結果、国の防疫指針に基づく「疑似患畜」と確認された採卵鶏約11万3千羽の殺処分を完了したと発表した。国が今後、高病原性かどうかの確定作業を進める。農林水産省によると、確定されれば九州・沖縄の養鶏場で今季初、全国で10例目となる。

 県によると、系列農協が19日午前、家畜保健衛生所に通報、簡易検査で陽性が判明し、20日から殺処分を始めていた。発生農場などでの防疫措置も引き続き実施する。

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