高病原性確定、今季九州初 鹿児島の鳥インフル
鹿児島県は25日、出水市の養鶏場で確認された鳥インフルエンザウイルスが、国の遺伝子解析で高病原性と確定したと発表した。採卵鶏約11万3千羽の殺処分や埋却、消毒などの防疫措置は完了した。農林水産省によると、九州・沖縄の養鶏場で今季初、確定したケースは全国10例目。
鹿児島県によると、半径10キロ圏内の89農場で飼育する約500万羽の移動や搬出を禁止しているが、12月6日の検査で異常がないと確認できれば、解除する方針。
埼玉県は25日、行田市の食肉用アヒル農場で死んでいるのが見つかったアヒルについて、遺伝子検査の結果、高病原性の陽性を確認したと発表した。