郵便物2300通放置疑い、大阪 10代元配達員を書類送検
郵便物約2300通を配達せず路上に放置したとして、大阪府警は28日までに、郵便法違反の疑いで、西成郵便局(大阪市西成区)に勤務していた10代後半の男性配達員=懲戒解雇=を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者などによると、書類送検容疑は6~7月、はがきや手紙計2378通を大阪市内の路上などに放棄した疑い。
日本郵便近畿支社によると、西成郵便局の近隣住民が7月、建物の間に放置されている郵便物の束を見つけて連絡。男性は同社の聞き取りに「配達しきれず放棄した」と説明したという。
男性は今月12日付で懲戒解雇。同社は「深くおわび申し上げる」とコメントした。