大阪・岸和田市長改めて辞職否定 性的関係巡る訴訟、和解で
大阪府岸和田市の永野耕平市長(46)は2日、市役所で記者団の取材に応じ、女性から性的関係を強要されたとして損害賠償を求められた訴訟について、和解で問題は解決したとの認識を示し、辞職に関しては「考えていない」と改めて否定した。
所属する政治団体・大阪維新の会が綱紀委員会を設けることについては「党に対してはしっかりと説明させていただきたい」と述べた。
女性側代理人によると、府内の女性は永野市長に性的関係を迫られ、心的外傷後ストレス障害を発症し休職したとして、22年に慰謝料など約2280万円を求め大阪地裁に提訴。永野市長が女性に解決金500万円を支払う内容で、先月14日付で和解した。