阪神大震災30年のつどい縮小へ 追悼の灯籠文字、中止も

 阪神大震災の犠牲者追悼のため神戸市中央区の公園「東遊園地」で毎年開かれる「1・17のつどい」について、実行委員会は3日、発生30年となる来年1月17日は規模を縮小し、並べる灯籠の数を減らして開催すると発表した。例年は公募で決めた「むすぶ」などの追悼文字を灯籠でかたどるが、中止予定だという。

 実行委によると、東遊園地で1月24日から規模を拡大して開催される光の祭典「神戸ルミナリエ」の準備に伴い、灯籠を置くスペースに制約が生じるのが理由。竹灯籠の数を2割減の約2500本、紙灯籠を半数ほどの約2千本にした上で「1995 1・17」と数字の形だけにする。

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