高校生ら制作の折り鶴、オスロへ 銅製、被団協の箕牧さん持参

 ノルウェーの首都オスロで10日に開かれる日本原水爆被害者団体協議会(被団協)へのノーベル平和賞授賞式に伴い、現地の要人らに広島の高校生らが制作した銅製の折り鶴が贈呈される。被団協代表委員の箕牧智之さん(82)が持参し、面会時に手渡す。

 折り鶴は広島市立広島みらい創生高の生徒2人と沢田和則教諭が制作した。厚さ0・1ミリの銅板を加工した金・銀・銅の3色5セット、計15羽がある。箕牧さんが沢田さんに依頼し、約1カ月で作った。沢田さんは「平和を発信する場に生徒が携わることは、若者への(平和の思いの)継承に貢献できる」と喜んだ。

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