津波情報の発表に一時影響 観測施設の更新で、沿岸29カ所

 気象庁は10日、老朽化した津波観測施設を今月から来年3月にかけて順次更新すると発表した。全国29カ所の沿岸の観測地点で、作業中に津波が発生した場合に到達時刻や高さが発表できなくなる。津波警報の第一報は、地震の観測データから震源や規模を推定し発表するため、影響しない。

 影響期間が長い観測地点は高知市の高知(1月27日~2月26日)、鹿児島県奄美市の奄美市小湊(2月3~27日)など。

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