JR貨物、列車の輪軸交換に誤り 不正対応、そのまま運行

 JR貨物は13日、列車の輪軸を組み立てる作業で不正があった問題を巡り、貨車1両で交換作業に誤りがあったことが判明したと発表した。不正発覚を受け11月14日に交換した二つの輪軸のうち、一つで交換すべき部分を取り違えたまま運行していた。事故などはなかった。

 JR貨物は「重く受け止め、再発防止の取り組みを徹底する」としている。貨車は輪軸の交換後、11月17日に運用を再開し、主に函館線や東北線、東海道線、山陽線を走行した。交換した輪軸の照合作業をしていた12月11日に誤りが判明した。

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