氷河期世代151人合格 24年度の国家公務員試験

 人事院は23日、バブル崩壊の影響を受けた「就職氷河期世代」を対象とした2024年度の国家公務員中途採用試験に、151人が合格したと発表した。試験は20年度から始まり、今回で最後となる。5年間の合格者は計878人で、政府目標の750人を上回った。

 24年度は1966年4月2日~86年4月1日に生まれた人が対象で、申込者数は3909人だった。合格者を省庁別に見ると、刑務官などを含む法務省の45人が最多で、国土交通省が44人、財務省が25人で続いた。

 政府は氷河期世代の支援策として、毎年度150人以上を国家公務員として採用する目標を掲げた。

関連ニュース

社会最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス