機長飲酒で日航に改善勧告 「隠蔽し悪質」と国交省

 日航の国際線で機長と副機長からアルコールが検出された問題で、国土交通省は27日、同社に業務改善勧告を出した。2人が口裏を合わせて過度に飲酒したことを隠蔽しており、悪質な違反行為だと指摘。社内でアルコール検査が適切に実施されていなかったとして、来年1月24日までに再発防止策を提出するよう求めた。

 国交省によると、2人は1日のオーストラリア・メルボルン発成田行き便に乗務する前日、社内規定に反する量のワインを飲んだ。出発前の自主的な検査で基準を上回るアルコールが検出されたが申告せず、腹痛を訴えるなどした。

 その後、アルコールが検出されなくなり、同便は3時間11分遅れて出発した。

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