海保、インド警備隊と連携訓練 横浜で、救助や汚染対策

 海上保安庁は9日、横浜市に寄港しているインド沿岸警備隊(ICG)とともに、海難救助や海洋汚染対策に関する連携訓練を、横浜海上防災基地で実施した。ICGとは2000年から協力関係にあり、インド・太平洋地域の安全確保などで連携している。

 訓練では、海に流れた油を回収する想定でICGの巡視船からオイルフェンスを展開。海保側がICGの隊員に防護服を着用させたり、高所からロープで降下して担架に人形を乗せたりした。日印双方の長官が視察して親交を深めた。

 訓練後の共同記者会見で、ICGのパラメシュ・シバマニ長官は「訓練で互いの理解が深まった」とした。

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