娘の殺人ほう助、父親は無罪主張 ススキノ頭部切断事件で初公判

 札幌・ススキノのホテルで2023年に起きた男性殺害、頭部切断事件で、殺人罪などで起訴された娘(30)を車で現場へ送迎したとして、殺人や死体損壊などのほう助罪に問われた父親で精神科医の田村修被告(61)は14日、札幌地裁(渡辺史朗裁判長)で開かれた裁判員裁判初公判で「違うと思う点がいくつかある。犯行が分かったのは事件が起きた後だ」と述べ、無罪を主張した。

 検察側は冒頭陳述で、遅くとも、娘の瑠奈被告=同=が男性と会う約束をし、家族で話し合いをした日には計画を知っていたと主張。娘が自宅で頭部を損壊した際には「ペンライトで手元を照らしたりするなどし、鮮明に撮影していた」と指摘した。

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