飯塚事件、裁判官に証拠提示へ 福岡高検「応じる」と回答

 福岡県飯塚市で1992年、女児2人が殺害された「飯塚事件」で死刑が確定し、2008年に執行された久間三千年元死刑囚=執行時(70)=の第2次再審請求即時抗告審で、福岡高検は30日、裁判官だけが内容を確認する「インカメラ審理」への証拠目録の提示を福岡高裁から勧告され「応じる」と回答した。高検が明らかにした。

 昨年10月に高裁から証拠目録の開示勧告を受け、高検は同12月に「提出する必要性がない」として応じなかった。開示の場合は弁護側も証拠を見ることができるが、今回の手続きでは裁判官以外は証拠閲覧ができない。弁護団共同代表の徳田靖之弁護士は「一歩前進だ」と高裁の対応を評価した。

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