ガスバーナーで事故100件超 原因の7割が製品不良
ガスバーナーと、取り付けたガスボンベに関する事故が、2024年3月までの5年間で計129件報告されたとして、製品評価技術基盤機構(NITE)は注意を呼びかけている。事故のうち製品不良が7割を占め、海外製品が目立つ。調理やアウトドアで人気が高まっており、使用法や製品の情報を確かめることが重要だ。
NITEによると63件がネット購入の製品で、リコール対象の製品も26件あった。事故の9割超が火災に至り、重傷者は4人、軽傷者は31人に上る。
愛知県で22年2月にあった火災ではボンベ接続部からガスが漏れた。設計不良が原因で、輸入業者はその後リコール情報をホームページに掲載し使用中止を通知した。