熱したスズこぼれ生徒けが 美術授業中、三重・桑名
三重県桑名市教育委員会は13日までに、市立中学校で美術の授業中、約200度に熱したスズが鍋からこぼれ、生徒3人が軽いやけどを負ったと発表した。
市教委によると、12日午前10時過ぎ、造形作品を制作する中学2年の授業で、女性教員が鍋で熱したスズを鋳型に流し込もうとしたところ、鍋の柄が緩んで傾き、スズが作業台にこぼれ落ちて飛び散った。付近にいた生徒11人と女性教員の皮膚や衣服にかかった。
生徒5人と女性教員が医療機関を受診し、生徒3人の額や手足に水ぶくれができた。市教委は市内の小中学校に備品の点検を呼びかけた。