滋賀県教育委員会は28日、生徒に喫煙させたとして、県立高の男性講師(23)を停職3カ月の懲戒処分にした。講師は同日付で依願退職した。また、女子生徒に交際を申し込み、精神的苦痛を与えたとして県立学校男性教諭も減給10分の1(1カ月)の処分とした。
県教委によると、講師は1月、部活動終了後に男子生徒と山に登り、自身が喫煙。生徒に「よそ見をしているときに勝手に拾って吸うのは問題ない」とせがまれ、たばことライターをわざと地面に落とし、喫煙させた。「軽率だった」と話しているという。
男性教諭は2月、勤務校の校舎内で交際を申し込んだ。女子生徒の親が学校に相談し発覚した。