自民岡山県議団長、セクハラか 女性県議に、第三者委調査方針

 自民党岡山県議団長を務める渡辺英気県議(68)が同僚の女性県議に対し、セクハラに当たる言動をした疑いがあるとして、党岡山県連は弁護士らでつくる第三者委員会で調査する方針を決めた。女性県議は「議員としてあるまじき行為だ」と訴えている。21日、関係者が明らかにした。

 関係者によると、渡辺氏は6月、岡山市で開かれた酒席で女性県議に不適切な発言をしたとされている。確認したところ、双方の認識に差があったため、20日の県連役員会で第三者委の設置が必要と判断した。渡辺氏は当選8回。

 県連の小野泰弘幹事長は取材に「事実確認を進めた上で、党紀委員会で対応を判断する」と語った。

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