自民岸田派が解散届提出 宏池会、67年の歴史に幕

 自民党岸田派(宏池会)は3日、政治団体の解散届を総務相宛てに提出した。関係者が明らかにした。政治資金規正法に基づく手続きで、67年の歴史に幕を下ろした。党内6派閥のうち解散届の提出は森山派に続き2例目。会長の岸田文雄首相は派閥裏金事件を受け昨年12月に同派を離脱し、ナンバー2の座長を林芳正官房長官が務めていた。

 関係者によると、派閥の資金は党側に寄付した。正式な解散日は2日付。

 茂木敏充幹事長は3日の記者会見で、会長を務める茂木派(平成研究会)も残務処理が終わり次第、解散手続きに入る考えを示した。東京・永田町の派閥事務所は既に閉鎖している。

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