自民総裁選、電話作戦禁止 裏金事件で「節約志向」

 自民党総裁選挙管理委員会(逢沢一郎委員長)は3日、党本部で会合を開き、総裁選での禁止事項8項目を決定した。自動音声による電話作戦やインターネットの有料広告を初めて告示日前から禁止する。派閥裏金事件によって政治不信が高まる中、金のかからない「節約志向」を意識した。

 禁止事項には、前例に沿って、書籍の配布や文書の郵送を盛り込んだほか、都道府県連による特定候補の支援を含めた。党員に届く投票用往復はがきを回収する行為も禁じた。

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