維新、立民との協力に賛否 「自公過半数割れ」は堅持

 日本維新の会は25日、両院議員総会を国会内で開き、次期衆院選対応について意見交換した。自民党派閥裏金事件を踏まえ「自公過半数割れ」の目標を堅持すると確認。もう一つの目標である「野党第1党獲得」を巡っては、立憲民主党との候補一本化に向けた選挙協力を求める声が出る一方、執行部側は慎重姿勢で、賛否が分かれた。

 馬場伸幸代表はあいさつで「政治とカネの問題は終わっていない。国民の思いを受け止め、もう一度改革にチャレンジする」と述べ、10月1日召集の臨時国会で政治資金規正法の再改正を目指し、立民などとの法案の共同提出に意欲を示した。

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