世界平和統一家庭連合(旧統一教会)トップの韓鶴子総裁を「マザームーン」と呼ぶ様子が報じられ、自民党と教団の接点の象徴的な存在として扱われた山本朋広氏(49)。神奈川4区から党公認で出馬したが、午後8時過ぎに教団の問題を国会で追及してきた立憲民主党前職早稲田夕季氏(65)への敗北が確実となったと報じられ、事務所に集まった10人ほどの支援者らからため息が漏れた。
比例代表の結果が未明に判明する見込みだとして、支援者らは散会。山本氏本人も姿を現さなかった。
選挙戦では批判を恐れてか消極的な姿勢が目立ち、13日に開かれた公開討論会には日程上の都合を理由に欠席していた。