街頭で政治とカネ「終わらせる」 当選者、有権者に感謝や決意
衆院選で躍進した立憲民主党や国民民主党の当選者は28日午前、街頭で有権者に感謝を伝え、意気込みを語った。
東京7区で自民党の元五輪相丸川珠代氏(53)を破った立民の松尾明弘氏(49)は、東京都渋谷区の京王新線初台駅前に立ち「国会で自民党とカネの問題を終わらせる」と決意を述べた。
東京8区で再選を果たした立民の吉田晴美氏(52)は、杉並区のJR阿佐ケ谷駅前に立ち「託してもらった思いを実現させるため、国会で頑張ってくる」と誓った。東京11区で下村博文元文部科学相(70)を破った立民の阿久津幸彦氏(68)も、板橋区の東武東上線大山駅前で感謝の言葉を述べた。取材に「自民を否定する国民の意思が見て取れた」と話した。
愛知7区で自民の鈴木淳司元総務相(66)を破った国民の日野紗里亜氏(36)は「子育て当事者、福祉の現場を知るものとして、しっかりと国政に声を届け、生きた政策をつくりたい」と語った。
秋田3区で当選した国民の村岡敏英氏(64)は「対決より解決」という党の姿勢が躍進につながったと評価した。