国民・玉木代表に役職停止3カ月 不倫問題改めて謝罪、辞任は否定

 国民民主党の両院議員総会で自らの処分が決まり、記者団への取材対応の際に頭を下げる玉木代表=4日午後、国会
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 国民民主党は4日、両院議員総会を国会内で開き、不倫問題が発覚した玉木雄一郎代表について党の名誉と信頼を傷つけたとして、党倫理規則に基づき役職停止3カ月とする処分を全会一致で決めた。玉木氏は「衆院選で期待を寄せてくれた皆さんに改めておわびしたい」と謝罪。代表辞任は否定した。党首の職務から一時的に退くことで、自民、公明両党との政策協議に影響するとの見方が出ている。

 役職停止は4日から来年3月3日まで。その間は古川元久代表代行が職務を担う。

 玉木氏を巡っては一部週刊誌が先月11日、女性タレントとホテルやバーで密会していたと報じ、玉木氏はおおむね事実と認めた。党倫理委員会が調査し、先月22日に「重大な注意義務違反だ」として役職停止が相当と答申。榛葉賀津也幹事長らが期間を検討していた。

 玉木氏は、辞任しない理由を記者団に問われ「党の役職は党員、サポーターから託された地位だ。両院議員総会の決定は重く、真摯に従い、受け入れたい」と話した。榛葉氏は記者団に「3月4日から代表に復帰してもらう」と説明した。

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