自民、月内成立に協力要請 立民「暫定予算の編成を」
自民党の石井準一参院国対委員長は24日、立憲民主党の斎藤嘉隆参院国対委員長と国会内で会談し、2025年度予算案の3月中の成立へ協力を求めた。仮に成立が年度をまたげば暫定予算案の編成が必要となり、26日から関連手続きを取らなければいけないとの見通しも伝えた。斎藤氏は他の野党の幹部と対応を協議後、石井氏と再会談し、月内に予算案が成立しない事態に備え、暫定予算案の編成を求めた。
石井氏は会談後、参院で4月2日中に予算案を採決しなければ、高額療養費制度の自己負担上限額引き上げ全面凍結を盛り込んだ再修正案が予算に反映されず、衆院で可決された内容の予算案が自然成立してしまうと記者団に指摘した。