4都市で「核のごみ」処分説明会 NUMO、文献調査も
原子力発電環境整備機構(NUMO)は25日、原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分に関する説明会を電力消費地の東京都など4都市で開催すると発表した。核のごみの処分方法に加え、北海道の2町村で実施した全国初の文献調査について説明する。
機構によると、12月19日から順次、大阪市、名古屋市、東京都中央区、広島市で開く。北海道の鈴木直道知事が国民的な議論が必要だとして全国での開催を求めていた。
文献調査は3段階ある処分場選定の第1段階で、機構は2020年11月に北海道寿都町と神恵内村で開始。今月22日に鈴木知事と両町村長宛てに報告書を提出した。