【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は27日、JAXAの油井亀美也飛行士(55)が7月にも国際宇宙ステーション(ISS)で長期滞在を始めると発表した。2015年以来2回目の宇宙飛行となる。当初は24年ごろの予定だったが、各国宇宙機関などとの調整で延期されていた。
油井さんは長野県出身で、航空自衛隊の元パイロット。前回は15年7~12月にISSに滞在し、日本が開発した無人補給機のドッキング作業などを担った。今回も半年程度となる見通しで、科学実験などに取り組む。
油井さんのほかNASAとロシアの飛行士計3人が、スペースXの宇宙船クルードラゴンに搭乗する。