米紙、次期編集幹部が辞退 報道倫理違反の指摘

 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストは21日、中核の編集部門幹部に内定していた英紙デーリー・テレグラフのロバート・ウィネット氏が内定を辞退したと報じた。米メディアは、ウィネット氏が取材対象者に対価を払って情報を得た報道倫理違反の可能性を指摘していた。

 ウィネット氏は報道に対し、コメントしていないという。

 ポスト紙は今月2日、サリー・バズビー編集主幹の後任に米紙ウォールストリート・ジャーナルのマット・マレー前編集局長を充て、中核の編集部門の幹部としてウィネット氏を迎え入れると発表した。

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