LGBTQ巡り「文化戦争」激化 トランプ氏、トランスの選手批判

 【ワシントン共同】11月に迫る米大統領選で、保守とリベラルの価値観の対立を背景にした「文化戦争」がLGBTQなどの性的少数者の権利を巡って激化している。共和党候補トランプ前大統領は8月30日、トランスジェンダーの選手が女子競技に参加するのは「ばかげている。女性にとって屈辱的だ」と批判し、許すべきではないと改めて主張した。

 ワシントンでの保守派組織会合で語った。AP通信によると、トランプ氏は米社会でトランスジェンダーの受け入れが進んでいると嘆き、性別適合のための医療は制限すべきとの考えを示した。LGBTQの権利を守ると公約する民主党候補ハリス副大統領とは対照的な姿勢を見せた。

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